【2021年2月版】スマホ料金プラン徹底比較

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ついに出揃った大手キャリアの新料金プランを格安スマホ含め比較したので紹介します。

結論「国内の49.5%の方はauのくりこしプランが最もコスパ良く高品質な通信を実現できる

2020年12月のドコモが発表したahamoを皮切りに、格安スマホの日本通信simとSoftBankが続いて新料金プランを発表しました。

12月時点ではKDDIがデータMAX 5Gに様々なサービスを付けて高額な料金プランを発表という暴挙に出ました。

多くの方は落胆を隠せませんでしたが、2021年1月についにドコモ・SoftBankの水準に追い付いてきました。

やっとまともに比較できる状態になったので、徹底比較し今何を選ぶべきか考えてみたいと思います。

この記事をご覧いただければ、最新のデータをもとに適切な料金プランを選ぶことができます




スマホ料金プラン徹底比較フロー

初めに料金プランを選ぶべきか検討フロー化しました。

忙しくて最後まで読み切れない方はこのフローだけでもご覧ください。

初めに考えるべきは通信品質に拘りがあるか

以前よりキャリアを使っているか、格安スマホを使っていて不満がある方は①を選択。

格安スマホで全然OKという方は②を選択してください。

通信品質に拘りがあってデータを20GB以上使う人はドコモの5Gギガホプレミアがおすすめ。

大容量プランはSoftBankとauにもありますが、テザリングが30GBまでという致命的な問題があるためです。

どうせ大容量で使い放題なら、パソコンやタブレットにテザリング通信したいですよね。

スマホ料金プラン比較表

検討フローの根拠を説明していきます。

キャリア4社と格安スマホの代表格である日本通信simおよびDMM mobileを比較しました。

純粋な通信量のみで比較

総務省のHPで公表されているように、国内の90%は20GB未満のデータ量に留まっています。

料金が大きく変わるのは3GBを超えるか否か

3GBを超えるのであれば、各種キャリアのオンライン限定プラン

(ahamo、SoftBank ON LINE、povo)か

楽天モバイルが有力候補になります。

3GB未満のデータしか使わない方はauの「くりこしプラン」が有力候補と言えます。

SoftBankの「Y!mobileシンプル20」も同額ですが、光回線契約か家族割を使う必要があるため少しハードルが上がります。

ちなみに国内の49.5%は2GB未満のデータ量になりますので、2人に1人はくりこしプランが適切だということが判ります。

5分かけ放題をつけて比較

基本的な考え方は通信量のみで考えた場合と変わりません。

3GB未満であればシンプル20か、くりこしプランがおすすめになります。

3GB以上使うのであれば、ahamo・SoftBank ON LINE・povoが良いでしょう。

通信品質に拘りが無ければ、楽天モバイルかmineoパイピタが選択肢になります。

完全かけ放題をつけて比較

値段だけでみると、楽天モバイル一強です。

他のプランを選ぶ理由があるとしたら、通信品質に拘りがある場合はキャリアの適切なプランを選びましょう。

各社料金プランの詳細

ドコモ

20GBで2,980円という新しい基準を作ったのがahamo。

キャリアの全国カバー率や通信品質を前提にこの価格を「一番初め」に打ち出したことが評価できます。

更に、ahamoが「ギガホプレミア、ギガライト」との家族割カウント対象になることが発表されました。

例えば、以下のような家族構成だった場合で解説します。

  • 父:ギガホプレミア
  • 母:ギガライト
  • 息子:ahamo

今までの前提では、息子一人がahamoになることで息子が家族割のカウント対象外になりました。

そのため、父と母の割引額が減ってしまう=父と母の月額利用料が上がる

という状況になってしまいました。

つまり家族全員がahamoにするか、結局既存プランにステイするか、という動きづらい状況だったのです。

しかし以下のツイートにもあるとおり、息子一人がahamoになっても家族割のカウント対象になるため、

父と母は従来どおりの割引額が継続されるようになりました。

これは家族で契約する方には最強と言えるでしょう。

ahamoの詳細については以下の記事を参考にしてください。

ギガホプレミアについても纏めています。

SoftBank

ドコモに続いて新プランSoftBank ON LINEを発表したのがSoftBankです。

基本性能は20GBで2,980円、5分かけ放題付きというahamoと同水準になります。

SoftBank ON LINEのメリットはeSIMに対応していることでしたが、

ahamoも対応する方向性であり、auのpovoも対応するため特筆点が無くなりました。

au

2021年1月に発表されたpovoが目玉プランになります。

20GBで2,480円。キャリアで最安値になります。

最安値である理由は5分かけ放題が標準搭載されていないためです。

500円のオプションとして追加することができます。

povoの最大のメリットは「5分かけ放題を付けるか否かユーザーが選択できる」ことです。

後発の強みを最大限に活かしてきましたね。

楽天モバイル

楽天モバイルは無制限利用で2,980円というコスパに優れたプランを打ち出しています。

ただし、無制限対象エリアは限定的であるため都心部以外に住んでいる方は5GBまでになります。

楽天モバイルは以下の課題によりキャリアとしての通信品質は他3大キャリアよりも低いと言えます。

  • プラチナバンドに対応していない
  • 無制限対象エリアが限定的

この課題をクリアし、3大キャリアと同等の通信品質へ引き上げたうえで無制限2,980円を継続したら、最強のプランと言えるでしょう。

また、筆者も実際に楽天モバイルを使ってみました。

通信・通話品質について纏めていますので参考にしてください。

mineoマイピタ

楽天モバイル「Rakuten UN LIMIT Ⅵ」とほぼ同時期に発表されたマイピタ。

データ容量3GBから10GBまでの利用であれば最安値になります。

ただ通信品質には不安がありますので、詳細は以下の記事をご覧ください。

日本通信sim(参考までに)

ahamoが発表された後に即動いたのが日本通信simです。

20GB 1,980円という格安スマホも含めて最安値の水準になります。

ただし、日本通信simはあくまで格安スマホですので、キャリアの通信品質を前提にしている方にはおすすめできません。

逆に言うと、現在格安スマホを使用している人にはおすすめです。

通話については月に70分までの通話は無料です。

プライベートの利用で通話はあまりしない、という方には十分かと考えます。


比較表と検討フローを作って気が付いたのですが、実は家族割があるかないかで結果は変わりません。

むしろ総務省のデータから、国内の49.5%が2GB未満で足りていることを考えると

高品質な通信回線であればauのくりこしプランのプランSが優良であることが判りました。

これは2021年時点のデータですので、今後はますます競争が激化することでしょう。

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