mineo(マイネオ)が発表した新プラン「マイピタ」のメリットと注意点を紹介します。
マイピタはどんな方におすすめかと言うと、
結論「格安スマホの通信品質でOKで、3GB~10GBの範囲に該当する方におすすめ。」
理由を詳しく解説します。
mineo新プラン「マイピタ」概要
マイピタ基本料金
1GBから20GBで4段階、また音声通話機能を付けるか否かでプランが分かれます。
スマホに使用する前提であればデュアルタイプを選ぶ必要があります。
まず1GB以内の通信量であれば月額1,180円。
楽天モバイルが「Rakuten UN LIMIT Ⅵ」で1GB未満を無料としましたので、
1GB未満の場合mineoにメリットはありません。
10GBから20GBの場合は月額1,980円、Rakuten UN LIMIT Ⅵと日本通信simと同価格になりました。
一方で5GBだと月額1,380円、10GBの場合月額1,780円。
2021年2月時点では業界最安値になります。
Rakuten UN LIMIT Ⅵの場合、3GB~10GBでは月額1,980円になりますので。
パケット放題オプション月額350円
月額350円でオプション加入することで、500Kbpsでパケット放題になります。
メールやLINE、ブラウジング程度の利用であれば問題無いでしょう。
ただし動画の推奨は360pのため低画質です。
高画質のストリーミングを求める場合はこのオプションは向きません。
デュアルタイプを最小の1GBプランとしてこのオプションを付けることで、
月額1,530円で低速通信し放題というニッチなニーズを満たすことができます。
マイピタのメリットと注意事項
メリット 3GB~10GBが最安値
3GB~10GBのデータ容量であれば最安値の水準になることが最大のメリットです。
総務省が公開するデータによると、5GBから10GBに該当する方は全体の12.3%です。
10人に一人はマイピタを使用すると最もお得になるわけです。
2021年2月時点のデータですので今後他社が更にお得なプランを提供する可能性もあるでしょう。
メリット パケットが繰り越せる
当月に使いきらなかったパケットは全て翌月に自動で繰り越されます。
全て自動で繰り越されるため、煩わしい条件や手続きが無いことがメリットです。
「全てのパケット」には以下の方法で入手したパケットも含まれます。
- パケットチャージ
- パケットギフト
- フリータンク
- マイネおみくじで当選したパケット
ただし翌月中にも消費されない繰り越し分のパケットは、翌々月以降は消滅します。
auでもくりこしプランがありますが、「契約データ量」が繰り越しの上限になるため、
繰り越しデータ量の上限が無いことはメリットですね。
注意事項 プレミアムコースが無くなった
マイピタではプレミアムコースが無くなりました。
プレミアムコースとは、お昼や夕方等の通信が込み合う時間帯にも通信遅延が発生しないことを担保するオプションです。
逆に言うと、プレミアムコースに入らないと通信遅延してしまうんですね。。
新プランになったことでプレミアムコースが無くなり、通信品質には不安がある状況になりました。
注意事項 5G通信は月額200円プラスされる
マイピタは全て4G対応プランであるため、5Gで通信するためには月額200円のオプションに加入する必要があります。
2021年2月時点では5Gの普及度は低いため大した問題になりませんが、
将来的にはどのようにプラン変更してくるかは要確認です。
注意事項 データ量を使いきったら200Kbpsに制限
大手キャリアのオンライン限定プランや楽天モバイルでは通信制限後も1Mbpsで通信可能ですが、
マイピタは200Kbpsに制限されます。
ここは200KbpsではWeb閲覧も辛くなることがありますので、注意が必要です。
どんな人におすすめか
格安スマホの通信品質でOKで3GB~10GBの範囲に該当する方
大前提は格安スマホの通信品質で良い(昼や夕方に遅くなっても許す)という考えが必要です。
その上で通信容量別におすすめは以下のとおりとなります。
- 1GB未満 楽天モバイル
- 1GB~3GB 楽天モバイル
- 3GB~10GB mineo「マイピタ」
- 10GB以上 楽天モバイル
10GB~20GBで楽天モバイルとマイピタは同価格ですが、
「利用したデータ量に応じて自動的に金額が変わることで毎月の支払を適正化出来る」
という意味で楽天モバイルに軍配が上がります。
発表時期が楽天モバイルの直前だったこともありあまり話題に上がらなかった「マイピタ」ですが、
決して悪くはないと思います。
既に格安スマホを契約している方は、一度検討することをおすすめします。
コメント
[…] […]