フォーマルで失敗しない選び方 オーダースーツがおすすめ

ファッション

この記事ではフォーマルな場に来ていくスーツの選び方を詳しくご紹介します。

先日入り用でフォーマルスーツを購入したのですが、調べるととても難しいことが判りました。

「どこまでオシャレしていいのか?」

「そもそもフォーマルのオシャレって何なのか?」

「タキシード?ブラックスーツ?カラージャケット?」

完全に迷宮入りしたので、同じような悩みを抱えている方にフォーマルで失敗しない方法をお伝え出来ればと思っています。

結論として、オーダースーツを作ることをおすすめします。




スーツ選びは難しい

友人の結婚式に出席するというよくある話がきっかけです。

ダイエット夫は今までビジネススーツのブラックを着ていましたが、

今回は友人代表として披露宴で挨拶することと、年齢的にもそろそろきちんとしたフォーマルスーツを買うことにしのです。

ビジネスとフォーマルの違い

ビジネススーツは日常的な場で着用するため、相手を不快にさせない範囲で「流行り」や「機能性」を追求することが正しいとされています。

一方でフォーマルスーツは格式が高い公式な場で着用するため「伝統」を重んじます。

ですので、フォーマルにおいて「流行り」と「機能性」を追求することは誤っているのです。

では、スーツスタイルにおける「伝統」とは何なのか?

インターネットで調べることも出来ますが、情報が錯綜しているため正しい情報を入手するには限界があります。

数万円~数十万円と安い買い物ではないため、スーツ選びに失敗は出来ません。

フォーマルにはオーダースーツがおすすめ

ジャストサイズにすることが最重要

ビジネスもフォーマルも共通する最も重要なポイントは、身体にジャストなサイズであることです。

ダボっとしているとだらしなく見えますし、パツパツだと更にみっともないですよね。

ただ、既製品を完璧に着こなせる人って意外と少ないと思います。

既製品でも袖や裾は調整できますが、肩・胸・ウエスト・腰・腕回りのサイズが一つでも合わないとジャストサイズにはなりません。

実際、ダイエット夫は長いこと筋トレとダイエットを続けていることもあり

肩と胸にサイズを合わせると腰回りがスカスカになり、腰回りに合わせると胸がパツパツになってしまいます。。

だからこそ結論はオーダースーツなのです。

フォーマルにおけるマナーを教えてくれる

既製品を販売するブランドでもスーツに詳しい販売員はいますが、そのようなお店は大抵スーツ専門ではありません。

スーツ専門店でも「既製品の中でのベスト」を提案してきますが、それが「貴方へのベスト」とは限らないのです。

オーダースーツを専門にしているお店では、生地選びから細かいデザインまで指定することが出来ます。

更に一つひとつの選択肢について専門家に相談しながら決めることが出来るため、

フォーマルのような難しい選択も誤ることなく、自分の好みを選ぶことが出来ます。

オーダースーツの注意点

コストは青天井

コストはほとんどが生地選びで決まります。

30,000円程度の生地から10万円を越えるものまであります。

ご自分の予算に合わせて一番良いものを選びましょう。

仕立てに時間がかかる

採寸当日は細かいデザインまで相談し、身体中のサイズを測るため1時間~2時間はかかります。

また、注文してから仕立て完了し納品されるまで早くて1週間、遅くて1ヶ月程かかります。

スーツが必要となる日程から逆算して計画を立てましょう。

KASHIYAMA体験記

引用:KASHIYAMA

というわけで、色々と既製品ブランドを駆け回ったのですがジャストサイズが無かったため、

私は完全オーダーメイドの「KASHIYAMA」に行ってきました。

生地は数千種類から光沢感で決める

フォーマルの伝統はブラックです。限りなくブラックに近いネイビーも許容されますが、基本はブラックにしましょう。

KASHIYAMAではフォーマル向けのブラックだけでも数種類ありました。

価格によって変わるのは「光沢感」です。

結婚式であれば光沢感のある生地がおすすめです。

ただし、最高級まで光沢感を出すと10万円を超えてきますのでご注意を。

また、結婚式における主役は新郎・新婦です。

参列者は2人を引き立てるための存在ですので、新郎がホワイトタキシードであればブラックのタキシード、新郎がブラックタキシードであればフォーマルスーツ、という具合に1ランク下げることが大切です。

思いやりですね。

ボタンは一つボタンで

引用:KASHIYAMA

1つボタンから3つボタンまで選択可能です。

フォーマルでは、伝統的にボタンが少ないほど格式高いとされていますので、一つボタンを選択しましょう。

背面はノーベントを選ぼう

引用:KASHIYAMA

ビジネスでは機能性を追求した結果、センターベントかサイドベントが普通です。

一方フォーマルでは「機能性を排除する程良い」という謎の価値観があるため、ノーベントが正解です。

タキシードもノーベントですし、フォーマルスーツもノーベントを選びましょう。

ボタンの種類は無料枠で良い

ビジネスシーンであればカラフルなボタンも良いですが、フォーマルではこちらもブラックを選びましょう。

KASHIYAMAでは、ボタンの種類によっては+2,000円のオプションになります。

無料でも十分な品質ですので、拘りが無ければオプションは不要です。

裏地にはキュプラを

フォーマルでは、裏地も表と同系色が基本です。こちらもブラックで生地はキュプラが間違いありません。

70,000円以上のハイグレード生地では、裏地はいずれも無料になります。

低価格生地にすると裏地も有料オプションになります。

ベストはグレーで差し色に

結婚式においては、ベストはライトグレーが良いとされています。

また、ベストは身体にタイトフィットするサイズにしますので、生地は薄い程良いです。

一方葬式の場合はブラックに統一しましょう。

価格はスーツの基本生地と同一生地でベストを作る場合はスーツの20%増しになります。

グレーのように別生地を選択する場合は、28,000円~32,000円になります。

ここはケチらずに一番良い生地を選択することが良いでしょう。

パンツのポケットはタテ(機能性が低いから)

引用:KASHIYAMA

ポケットのデザインですが、ナナメですと手を入れやすく機能的です。

つまり、フォーマルではタテを選びましょう。

裾はシングルで

引用:KASHIYAMA

パンツの裾について、フォーマルではシングルを選択しましょう。

ここまで来ると、もはや思考停止です。

おすすめオーダースーツブランド

私が今回注文したのはKASHIYAMAですが、素晴らしい専門家がいるブランドはたくさん存在しますので、ピックアップしてご紹介します。

店舗数日本一「SADA」

繊細な採寸パターンを作ってくれるにも関わらずコスパ最強の【オーダースーツ佐田】

かなりの低価格から作れますので、まずはビジネスでお試しに作ってみたり、奥さんや彼女からのプレゼントとしてもおすすめ。

日本人クオリティが売り「Suit Ya」

初回1着目については1回お直し可能な【Suit Ya】

初回は「本当にジャストサイズか?」と不安な方にはジャストサイズ保証があるSuit Yaもおすすめです。

高級生地が低価格で統一され、オプションで追加料金が無いのも良いポイント。


フォーマルスーツの選び方について重要な考え方を纏めますと、以下のとおりです。

  • オーダースーツでジャストサイズに
  • 結婚式であれば新郎新婦への思いやりを持とう
  • 機能性を極力排除し「伝統」を重んじる

失敗しないスーツ選びのご参考に。

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