2020/10/22 肘にひび(骨折)した時の体験記録

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昨日ブログ更新を自主的にサボった妻が書いております。肘にひびが入って骨折した話を書きます。
いつ治るのか不安すぎて「腕 骨折」「肘 ひび」で検索をかけまくったのですが、整形外科の先生の記事しかたどり着けず、実際にけがした人の話がなかなか読めなかったので、後世で誰かが肘をへし折った時の為に記しておきますね。




酔って肘を強打!

それは、2020年8月末のことでした。
いつも通り、友人と飲んで帰りが23時を超えてしまった不良奥さんは、通常運転で帰宅後に夫にウザ絡みをしておりました。
我が家のソファは低く、そこから立ち上がろうとした時のことでございます。
ストッキングを履いた踵がフローリングで滑り、尻もちをついた格好になりました。

この時、腕の肘を強打。たぶん痛かった気がするのですが、ワイン2本を友達と開けてきたぱっぱらぱーの私は、そのまま床で15分ほど熟睡。

(痛いよ~と言った気がしますが、ただすっころんだだけだと思っているので夫は全無視)

あとで整形外科の理学療法士さんにその話をしたところ、「その体勢だと、腰を強打して更に大けがしてた可能性があったから、不幸中の幸いだったね」と言われました。(酔っぱらっていたとは申し訳なくて言えず。。。申し訳ありません)

翌朝、腕が45度より伸びないことに気づく

本当に腕がこれ以上伸びない。朝になって、「やっぱり傷めちゃったんだな」と気づきましたが、この時は「おそらく数日で治るだろう」という素人考えでいました。

ヒビが入っているのですが、腕を伸ばそうとしなければ痛みは少ないので、このまま普通に出社。利き手なので、PCのマウス操作がちょっと困難ですが、無理矢理腕を使います。

それから数日間料理等をしたり日常生活を送りますが、シャンプーするときに人って肘を起点にワイパーみたいに動かして頭を洗うのですが、これが非常に辛い。

力が入らない為、麦茶用の容器と、皿を一枚割る。あれ、けっこう重症かも……??と今更ながらに思いつつ、三日が経過した頃、日曜日に夫から「病院行った方がいいんじゃないの?」と言われて、休日診療している整形外科へ行くことになりました。

この時までは、「ちょっとひねった」くらいに考えておりました。

診断「肘にヒビ=骨折です」

休日の混雑した整形外科に飛び込みで診療を受けさせてもらうことになり、じっと待つこと1時間半。

ようやく先生に診療してもらうと、レントゲンを撮ってもらうことになりました。

レントゲンには特に何も映っていなかったようですが、「腕が伸びない」という現状を見る限り、「映らない程度の細かいヒビが入っている。ヒビは骨折です」と言われてしまいました。

そしてあれよあれよという間に、看護師さんに肘をぐるぐる巻きにされて、オーダーメイドのギブスができあがっていたのでした。

待ち受けに戻ってきた私を見て、ぎょっとする夫。思ったより重症の妻を見て、驚いたようです。

私はこの期に及んで「大げさなんだ」とか言っていますが、だんだん本当に大ごとなのだと感付き始めます。

ていうか怪我した老人てだいたい「大げさなんだ」って言ってますが、その気持ちがよくわかる。

お医者様からは「3日後に来院してください、基本的にギブスはずっとしていること」と言われて、「どのくらいですか?」と聞いたところ、「しばらく」という答えが返ってきてしまいました。

利き腕に包帯を巻くのは難しい

ギブスは固い素材なので、ずっと腕に当てていると、肌がこすれてしまいます。

その為、ギブスをはめる前に、ギブスよりも長く手首から肘まですっぽり包帯で覆うように巻く必要があります。そうしないと、汗などでギブスがどんどん汚れていっちゃますしね。

①ギブスよりも広範囲に包帯を巻く

②ギブスをはめる。肘の細かい骨にきちんと当たるようにはめる。そうしないと後で痛くなる。

③ギブスを固定する為に、ギブスの上から包帯を巻く

④ギブスがほどけないようにテープで固定していく

病院でこの長すぎる工程で包帯を巻いたりギブスをはめてくれた時に「なんて長いんだ。丁寧すぎるんじゃないか?」と思っていましたが、結果的に上記の工程を守らないと、ギブスがずれてしまうのです。

ずれたギブスに腕を置いていると痛くなってくるので、やはりお医者様や、リハビリのプロである理学療法士さんがやることには何も間違いがないということを再確認した次第であります。

利き腕であった為、当初は自分でなかなか巻けず、夫に協力をしてもらいました。

また、たかが腕と思っていましたが、あっという間に包帯を使い切ってしまうため、「包帯代がマジでバカにならない」ということを知った。包帯って何mあっても足りないんです。

どうにか少しはこのギブス生活を楽にしたいと思ってネットで検索していたところ、三角巾を見つけました。

三角巾って、腕を吊った状態で首の後ろで結ぶので、首の後ろにこすれて汚れやすいので、洗えるメッシュの腕釣りを購入。

これは洗えるし、首から下げて腕を通すだけなのでものすごく装着が楽で、これを着けていく度に色々な理学療法士さんから「それどこで買える?」「アマゾンって何でも売ってるんだなあ」と声をかけられました。

結局治るのに、2か月かかった

これは私が悪いのですが、ギブスを途中でしなくなっちゃったんです。。。

理由は

①真夏で、ギブスをしていると真夜中に暑くて飛び起きる

②転職したてで、オフィスでギブスをしていると目立つと思い着けなかった

すべては酔っぱらった己が悪いのですが、ギブスを真面目につけようと頑張っていたのは最初の10日くらいで、それからは「ただずっと腕を折り曲げてお腹あたりに固定している人」になりました。

というかそれが一番楽な体制なので、それ以外ができませんでした。

医者の言いつけを守らなかったからか、一か月は全く状態がよくならず焦っておりましたが、一か月下頃から腕が徐々に伸びるようになり、二か月後にはほぼほぼ完治した次第であります。

人間の治癒能力って本当にすごい。

ただ、まだジムで本気の重しをつけたトレーニングマシンを使えていないので、完璧に治った……とは言えない状態です。

先生たちからは「毎日電気治療に通うと早く治るよ」と言われておりましたが、毎日通える余裕が平日はなかったので、もしこの記事を読んでいる肘骨折野郎さんがおりましたら、「行くとムクミと痛みが少し取れてけっこういいよ」とお伝えしたい気持ちでいっぱいです。

みなさんも深酒にはどうぞご注意ください。

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