2020/10/12 婚約指輪 予算別ブランド選定 完全ガイド④ 予算50~100万円編 1/3

婚約指輪

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この系統の記事は、相変わらず妻の方が書いております。皆さん、婚約指輪を見に行ったことってありますか?

もしもまだ見に行ったことが無い場合は、見に行ったらいいと思います。いいアドレナリンが出るよ。

「一人だと恥ずかしいし」とか「相手もいないし」とか、そんなことは関係ないですよ。性別? 関係ないっ!!

自分へのプレゼントに選ぶ人もいるし、いつか誰かと結婚する時を夢見てるのでもいいし、「ダイヤモンドって、なんなん? そんなきれいなもんなん?」みたいな気持ちで、お店に見に行ったっていいと心から思っています。

※と言いつつも、冷やかしは平日を推奨しております。

婚約指輪が予算が50万円~100万円になると、そこは「芸術品」の世界が広がっています。

この世に、こんな美しいものを作ろうと思った人がいて、それを気持ちをこめて説明して売ろうとしている人がいることに、本当に感謝です。なぜかそんな敬虔な気持ちにすらなるんですよね。私の頭がおかしいからか分かりませんが、本当にそう思うんです。

さて話は変わりますが前回、私が狂ったように各HPを漁りに漁って作った図、覚えていらっしゃるでしょうか?

これはさすがにアレな図で、私も本当に反省したんです。さすがに生々しすぎたなと。

それで、こういうものを作りました。

このエクセル図がこの世の役に立つとはとうてい思えませんが、作っている本人はたいそう楽しかったことを先にお伝えしておきますね。

こうやって見ると、ヴァンクリーフアーペルとシャネルって、いいダイヤモンド、使ってるんだなあ(裸の大将風に)

あと、思った以上にカラーってブランドでけっこう幅がありますよね。

でもこの図で伝えたいのは、どこかのブランドをdisりたいわけではなく、この図に乗っているクラリティとカラーのグレードは、十分すぎるほどに優れているということです。

なので、あなたが「クラリティとカラーを完全に識別できる、ルーペ並みに目がいい人。マジで何かにその能力生かした方がいいです」か、もしくは「ダイヤモンド4C原理主義者」みたいな人でなければ、別に1グレード2グレードの差は大したことがないのです。

例えば、同じカラット(大きさ)の見た目が全く変わらない、美しいダイヤモンドが乗った婚約指輪が二本あったとしましょう。

片方はクラリティFL、カラーDという最強の組み合わせ。

しかし、もう片方はクラリティがVSで、カラーはGです。

しかし、素人には肉眼では違いはわかりません。ダイヤのカラット(重さ)は全く同じで、価格が20万円違ったとします

皆さんなら、どちらのダイヤを選びますか?

私は迷わず、クラリティVS、カラーGのダイヤを選びます。

でも、クラリティFL、カラーDを選ぶ人の気持ちもわかるんですよ。やっぱり無色透明って響きもいいんですよ。一生ものだし。

ダイヤモンドはロマンなので、無色透明のダイヤを尊ぶ気持ちもわかるんですよ。

なんだかすごい細かい話をしてるかもしれませんが、一流ジュエリーブランドの優れた店員ほど、この検索をものすごく頑張ってくれるんですよね。

ハリーウィンストンも、ブシュロンも、カルティエもティファニーも、必ずそうやって寄り添ってくれます。

どんな一流ジュエリーブランドだって、素晴らしい店員ほど、婚約指輪がとてもとても高い買い物という当たり前の事実を、痛いほど分かってくれるんです。

会社によっては、在庫の量が一桁二桁違いますが、その中で、結納やプロポーズなどの納期に合わせて、最善のダイヤを探してくれる店員さんこそ、私はこの人から買いたい! と思います。

中にはやっぱりちょっと勘違いしていて、つんとすましていることが、ブランドを背負うことだと考えている店員さんもいますが、やっぱり接客を受けていて気持ちは良くないですね。

ある一定レベルのダイヤモンドを幅広く取り扱うという点では、私はティファニーは本当に優れたブランドであると思います。

高価で芸術的なジュエリーを数多も扱っているにも関わらず、いろんな人の憧れのブランドであるという自負をもって、価格帯を大きく広げて、誰にもその扉を閉じないということです。

そんなわけで熱くなりすぎて凄まじく前置きが長くなりましたが、婚約指輪の予算が50万円~100万円の場合のポイントはこれです!

①もうほぼ全ブランド、買えちゃう。

②憧れの大台0.5カラットが余裕で射程圏内に入ってくる

では、予算50万円~100万円でどんなすてきな指輪が選択肢に入るのかを見ていきましょう!




◇ティファニー

引用:https://www.tiffany.co.jp/

こちらはティファニーの「T」シリーズのTiffany True エンゲージメント リングです。

「T」といえば、スマイルなどの革新的なメタルジュエリーで、現代のティファニーのニューアイコンとなったシリーズです。

この指輪の特徴は、この細いリング。プラチナリングが華奢な分、着けている指が非常に細く見えます。

通常の丸い、ラウンドブリリアントカットではなく、角ばった部分がラウンドした四角形なのもユニークで美しいですね。でも決して奇抜ではなく、手に馴染む形。

こちらは0.53カラット、カラーはE、VVS1というかなりグレードの高いダイヤで、税込み価格、90万円前半台でした。(2020年10月現在)

ティファニーだけでなく、この価格帯になると、ほとんどのデザインがセミオーダー可能です。

つまりこのデザインが気に入って、同じ0.5カラット台で、もっとカラーやクラリティが低いダイヤモンドをセッティングしたいと依頼すれば、価格は更に下がります。

ただ、この婚約指輪は10月半ばに価格改定があるので、もし気に入った場合はもう今すぐ行かないと値段が上がりますので、あしからず。

あともう一つ、お気に入りの指輪を紹介してもいいですか?

引用:https://www.tiffany.co.jp/

このリング、めちゃくちゃ可愛くないですか?

ぱっと見た感じ王道の一粒ダイヤモンドの指輪に見えるんですが、リングのデザイン自体が美しいから、ダイヤモンドがぱっと華やかに映えますよね。

この指輪はティファニー ハーモニーという名前で、私は王道のティファニーセッティングの6本爪よりも、心から愛してるデザインです。

婚約指輪って、いろんなデザインがあって、ダイヤの形が雫型だったり、ハートの形だったり、立爪だったり埋め込まれていたり、周りにパヴェがあったり、本当にデザインが豊富で見ているだけで幸せですけれど、でもこんなに美しい指輪ってありますか?ってくらい好き。

本当にピュアで、まったく奇をてらっていないオーソドックスなデザインなのに、驚くほど印象的です。

このハーモニーは、0.52カラット、カラーはG、クラリティはVVS1というグレードで、税込みで価格は80万円弱でした。

婚約指輪を探している方には、一度でいいからハーモニーを着けてみて、ライトにかざしてみてください。

鏡に、はめた指を映してみてください。ため息がでるほど、素晴らしいデザインだと分かりますから。

そして、やっぱり予算がこれくらいあると、ダイヤモンドが本当にでかい。

◇ブシュロン

ブシュロンって本当に敷居が高すぎて、なかなか足を踏み入れられないんですよね。お店に入っても、何とも言えない緊張感が漂っている気が致します。(でもどの店舗の店員さんもとても親切です)

1858年に創業したこの老舗のジュエラーは、当時は蛇をモチーフとしたデザインで脚光を浴びました。蛇のデザインといえば、ブルガリが有名ですね。

蛇はキリスト教では「罪」の象徴となっているので、なんでまたそんな題材をとも思いますが、脱皮をすることから古くから「再生」や「豊穣」を意味し、特別なモチーフだったようです。

この時代からブシュロンは世界中の富豪や王族を魅了してきており、現在に至るまで扱うジュエリーは高価なものばかりです。

婚約指輪もシンプルなデザインもあり、30万円台から存在しますが、ブシュロンといえば、他が真似できない美しいデザインが特徴。

なのでアイコニックな指輪になると、価格は60万円前後からになります。

引用:https://jp.boucheron.com/ja_jp/

シャクヤクの花が開くのをイメージした、ブシュロンで最も有名な婚約指輪、ピヴォワンヌです。

シャクヤクは昔から日本でも愛されてきたお花なので、とても可憐で華やかですが、ちょっと和のテイストも感じます。これ着物に絶対似合いますよね。

これは0.2カラットで73万円台という驚愕の価格設定ですが、ものすごくダイヤが大きく見えます。

ちなみに0.3カラットだと90万円台に乗りますが、この指輪は着けている人を見ると本当に圧倒的な存在感と美しさを放っています。

私もお友達がこの指輪を婚約指輪にプレゼントされたのですが、目の前で着けてくれていると毎回ペンライトを振り回して叫びたいほど可愛いです。

これは加工がおそらく難しい(プラチナってガチで硬いので、こういう複雑な加工すると割れちゃったりするんです)為、ホワイトゴールドでできています。

引用:https://jp.boucheron.com/ja_jp/

そしてこちらが、私がブシュロンの中で最も劇押しする婚約指輪、ポン デ パリ ソリテールリングです。

先ほどのピヴォワンヌを見ると、大概の指輪って地味に見えてしまうというすごいマジックがあるんですが、ピヴォワンヌの隣にあってもものすごく目立ちます。

これもすごくゴージャスなデザインなんですが、凛とした輝きがありますよね。端正で、56個もダイヤモンドを使っているけれど、嫌味な感じが全くしない本当に美しい指輪です。

こちらは2020年10月現在で、0.3カラットで80万円台前半。やっぱりブシュロンって高いですわ。

でも高いだけあって、めちゃくちゃカッコいいです。芸術的でもある。

私、婚約指輪を相談せずにプロポーズ用に買うという行いには断固反対派ですが、「これをサプライズで渡そうと思ってるんだ」ということになると、話は別ですね。あまりのセンスの良さに、うっ。。。イイ!!という言葉しか出てきません。

そんなわけで記事が長すぎて、50万円~100万円の記事をあと2回書こうと思っているのですが、飽きずにまた続きを読んでいただけたら嬉しいです♡

前回までの記事はこちら

コメント

  1. […] それでは次回は、予算50万円~80万円の婚約指輪についてご紹介したいと思います! […]

  2. […] ◇予算50~100万円の婚約指輪1/3の記事はこちら […]




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