2020/10/3 婚約指輪 予算別ブランド選定 完全ガイド② 予算20~30万円編

婚約指輪

一休.comに精神を乗っ取られて、一日に2回は一休Plus+を見ないと発狂してしまう一休ドットコム妻です。

前回、予算10~20万円の婚約指輪について記事を書きました。

そこから予算が10万円ほどupするのですが、その差って何なの? と私も改めて考えてみました。

結論から言うと、婚約指輪の予算は基本的に「ダイヤの価値」と「ブランドの価値」の組み合わせです。


◇ダイヤの価格とは

ダイヤは大きさや色味、透明度を組み合わせた4Cと呼ばれる判断基準で値段が決定します。

ですが、日本人は婚約指輪に「無色透明」を尊ぶ為、基本的にほとんどのブランドは色味や透明度は、ある一定水準より良いものしか取り扱わないと考えてよいでしょう。

具体的に透明度に対する主要ブランドのポリシーについてご紹介しましょう。透明度は、クラリティと呼ばれるもので、ダイヤモンドの中に内放物(黒い点のようなもの)がどのくらいあるかを表現します。

  • FL:10倍に拡大しても内部・外部ともに内包物が見つけられない
  • IF:外部には微細なキズが見られるが内部には10倍に拡大しても内包物を見つけられない
  • VVS:10倍の拡大では、内包物の発見が非常に困難
  • VS:10倍の拡大では、内包物の発見が困難
  • SI:10倍の拡大では内包物の発見が比較的容易だが、肉眼では困難
  • I:内包物が肉眼で容易に発見できる 

引用:Wikipedia 4C

有名ブランドは、ダイヤの品質を担保する為に、「このグレードのダイヤモンドしか取り扱いません」と各HPで宣言をしています。(2020年10月3日現在)

・FL~VVSまで:ヴァンクリーフアーペルシャネル

・FL~VSまで:ハリーウィンストンカルティエティファニーブルガリタサキブシュロンスタージュエリーショーメギンザタナカ

VVS~VSまで:4℃(ただしオンラインショップでの取り扱いとの注意書あり)

・FL~SI:(SI1まで)

つまり、上記の有名ブランドは肉眼では全く分からないくらいの透明度のダイヤしか扱っていないということです。

実は上記のブランド以外にもいくつか調べてみたのですが、クラリティについての説明があいまいだったり、独自のダイヤモンドの取り扱い基準を定めているブランドもあり、上記からは省いています。

私は個人的には、「VVS~VSという狭い範囲のダイヤモンドのみを取り扱う」ときちんと明記する4℃は、潔いな~と思いました。

「FL(内包物がない)」ダイヤモンドも扱っているとうたっても、そんなことは誰にもわからないのに、ちゃんと書くところに好感を抱きせんか?

さて、カラーにしても、上記のクラリティと同様に、ほとんどが「無色~ほぼ無色」のダイヤモンドを取り扱っています、

たとえば、カラーが1段階「無色より色みがかっている」として、素人には全く分かりませんし、販売員もルーペを使って、体調が良いときに違いが分かる程度です。

じゃあ、ほとんどのブランドが同じような無色透明のダイヤモンドを取り扱う中で、私たちは何をもってしてダイヤの価格を推し量るのでしょう

それはずばり、ダイヤの価格を大きく左右するのは、重さ(カラット)です。

引用:BRILLIANCE

カラットの違いは、目で見た方がわかりやすいでしょう。

0.2カラットと、0.5カラットの違いが、こうしてみるとすさまじいですね。


◇ブランドの価値とは

上記のダイヤの価格がベースとなって、ブランドの価値が乗ってきます。

ブランドの価値は、「体験そのもの」です。

0.5カラットのダイヤモンドを買おうとしたときに、国内ブランドと、海外超高級ブランドで同じ品質のものを見た時、値段は5倍ほどの差がつきます。

ダイヤモンドがセッティングされているのは、3g前後のプラチナ(Pt950)や、金(K18)のピカピカした合金にすぎませんから、加工技術がいくらあったとしても、ブランド料というものがとてつもなく大きいことが分かります。

高品質なダイヤモンドを安く買って、婚約指輪に仕立てることももちろん可能です。

東京にはダイヤモンドを専門に扱うお店が御徒町に集中しており、そこでダイヤと指輪のデザインを組み合わせることができます。

でも多くの人は、ダイヤモンドが指輪の形として販売されているジュエリーショップを通して、婚約指輪を購入することでしょう。

こうして「ダイヤの価値」+「ブランドの価値」を組み合わせた時、無数の選択肢が広がっていきます。

10万円~20万円の婚約指輪は、ほとんどが0.15カラットでしたが、婚約指輪の予算が20万円~30万円になると、下記のように世界がひろがります!

・ブランドによっては、ダイヤモンドが0.3カラットの大台に乗る

・海外有名ブランドも選択肢に入る!

それでは、どんな20万円~30万円で、どんな婚約指輪が購入できるのか見ていきましょう。


◇ティファニー

引用:ティファニー

ティファニーは、おそらく世界でも最も有名な六本爪の婚約指輪をこの世に生み出しました。

プラチナの価格変動が激しすぎるのかティファニーのHPでは、カラットに応じた値段が出ないのですが、店頭でお話をお伺いした限りでは、0.2カラット前後の婚約指輪は20万円台の値札がついておりました。

ただカラットが軽いものは、石と指輪がすでにセッティングされた状態のものが多く、「値段を見てから、自分の指のサイズに合わせて買う」ということが困難なようでした。

美しい店内、洗練された接客、ティファニーブルーのボックス、リボン。

ティファニーの指輪には「ティファニーで婚約指輪を選ぶ」という体験が詰まっています。

私も一度だけお買い物したのですが、ときめきがすごかったですね。

わたし、ティファニーでお買い物してる! というアドレナリンが出てくるんです。

しかもティファニーは、婚約指輪以外にもアイコンになる素晴らしいジュエリーがたくさんあるので、一生通いたくなるブランドです。


◇俄

引用:

俄は、日本的な美しさをデザインに見出したジュエリーブランドです。婚約指輪ひとつひとつに和を感じる名前がついており、私の友人の一人は「自分の名前と同じなのでこの指輪が良い」と購入に至っておりました。

こちらは「結」という名前で、0.2カラットで税込価格、266,000円。

別嬪さんて感じの指輪ですよね。

引用:

こちらはピンクゴールドだと、税込金額、256,300円。

かわいい! ダイヤの横にメレダイヤを配置すると、真ん中の大きな石が一段と大きく見えます。

このお店は凝っていて、婚約指輪が木箱に入っていたりして素敵なんです!

俄は婚約指輪以外にも、ハイジュエリーが本当に芸術的でため息がでるほど美しいので、ぜひHPでチェックしてみてください。

次回は、予算30万円~50万円の婚約指輪をご紹介したいと思います。



コメント

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