センチュリーナマリーナ函館 宿泊レポート

お酒

先日、Go To Travelを利用して夫と函館に行ってきました。高級ホテルではないのですが、一休で脅威の星4.7をたたき出しているセンチュリーマリーナ函館に宿泊してきました。

当初は綺麗なビジネスホテルに泊まるくらいの気持ちでいたのですが、函館観光に最高かつホテル自体も良かったので、紹介したいと思います!




アクセス最強、函館の主要観光地までが徒歩圏内

センチュリーマリーナ函館への行き方

函館空港から函館駅までシャトルバスで20分、函館駅からはホテルまで徒歩5分。

函館空港からタクシーで直接ホテルに向かえば、20分でホテルに到着。

空港が市内に近いこと自体が、函館の大きな魅力のひとつです。

センチュリーマリーナ函館から、観光地までのアクセスは?

とにかく各観光地まで近い!徒歩で行けるところも多い。何より「食べる」「飲む」場所がホテルから近いことがめちゃくちゃ良い。

人気のホテル、ラビスタ函館ベイ函館国際ホテルも同じ並びにあるホテルなので、今から紹介するスポットまでは、似たり寄ったりの距離感です。

函館朝市(うにむらかみ)まで徒歩2分

函館朝市は早朝~14:00頃まで開く、海産物や農産物を取り扱う商店が軒を連ねる一角です。ちょうど駅とホテルの間に位置し、コンビニに行くような気軽さで立ち寄ることが可能。

季節によって新鮮な蟹、イカ、雲丹、ホタテなどが各店舗の店先に並び、多くのお店では店舗内で焼き立ての魚介を味わうことができます。

雲丹料理専門店、うにむらかみもこのエリアにあります。平日でも行列ができるので、予約は必須かつお早めに!

★金森赤レンガ倉庫、函館ビヤホールまで徒歩10分

20世紀初頭に建てられた、運河に面した倉庫群。函館ならでわのショップやレストランやホールがあり、美しい景観を見ることができます。夜のライトアップされた函館ビヤホールがおすすめです。

★函館山ロープウェイまで、最速バスで14分、路面バスを使って18分、徒歩でも23分

函館山の山頂からは、函館のダイナミックな地形や輝くような夜景を見ることができます。ロープウェイは大人往復1500円とちょっとお高め。

往路は路面電車を使用しましたが、「これ実は歩けるんじゃないか」と復路は歩いてみたら大した距離ではありませんでした。ただ極寒の準備運動に入った11月の北海道は、十分以上の移動はちょっと寒い。

★五稜郭公園までバスを使って29分

土方歳三が死の間際まで守り抜こうとした旧幕府軍最後の土地であり、函館戦争の舞台となった五稜郭。

当時の海軍No.2が、戦艦8艦を持ち出して新政府軍と戦うという、日本近代史に残るスペクタクルすぎる戦いの跡地ですが、今は整備された気持ちの良い公園となっています。五稜郭タワーの展望台には、分かりやすく函館戦争についての展示もありますので、おススメです。

2019年オープン、ホテルには心ときめく仕掛けがいっぱい

できたてホヤホヤの美しいホテルですが、ここはただの寝に帰るだけのホテルではありません。お部屋は清潔で快適なことはもちろんですが、ホテルの中も楽しめる工夫がいっぱい。

スタンダードな部屋の設備は?アメニティやパジャマはある?

今回私たちが宿泊したのはスタンダードなダブルベッドのお部屋。

入り口には衣類クローゼット、アイロン、衣類が置ける戸棚があります。

パジャマは上下に分かれたタイプの作務衣が用意されており、館内ならこの服で移動可能。パジャマの上から羽織れる上掛けもあるので、「ホテルの中で使う用のパーカー」などの準備は不要です。ホテルの中はどこも暖かく、室内着でうろついていても寒さを感じた瞬間はありませんでした。

当然、一通りのアメニティ(歯ブラシ、くし、歯磨きセット、カミソリ、シャンプー類)が存在しますが、次のような細かいところが嬉しかったです。

・大浴場に行く時に使用できる黒いメッシュのバッグ

・↑に入った、下着や濡れたタオルを入れられるビニールの巾着

・スリッパがしっかりした館内用と、使い捨てできる部屋用で二種類

冷蔵庫周りは、ポット、ネスプレッソなどがあり、グラスやお皿などの食器類も充実していました。ただアイスペールはあるのですが、ワイングラスは入っていません。

コップ一個使っちゃった

加湿空気清浄機がついているもの嬉しかったです。

コンセントはベッドの枕元の両サイドにあり、通常のUSBタイプAがあったので、複数の端末を同時に充電させることが可能。控えめに言って最高。

ユニットバスではありませんが、トイレは洗面所と一体型。

ドライヤーはパナソニック。弱いわけではないけれど普通。また化粧水や乳液等の基礎化粧品はありません。

ただ大浴場に、顔からだ用のとろみがあるオールインワンの化粧水があり、ダイソンのドライヤーが完備されています。

また、スタンダードのお部屋にはバスタブは無し。スイートは大きな室内風呂があるそうです。

最上階大浴場には、露天風呂のほかに函館を一望できる寝湯もある

最上階フロアに大浴場があり、男湯と女湯で分かれています。時間での交代はなく、夫と話したところほぼ男女同じ設備。

脱衣所にはドレッサーが複数あり、女湯のみダイソンのドライヤー、顔と体に使えるオールインワンジェルがありました。(これを見た夫が「男女で差をつけすぎではないだろうか」と言っていたので、男湯にはもうちょっと弱めのドライヤーがあった様子)

洗い場にはシャンプー、コンディショナー、ボディーソープ。女性の方はメイク落とし、洗顔フォーム、男性の方にはシェービングクリームがあります。特別良いブランドなどではないが、ホテルあるある「尋常じゃなくきしきしする」ではなかったことを報告致します。

内風呂は、「広めのぬるいお風呂」と、「ちょっと狭い42度のお風呂」の二種類。

引用:公式HPより

こちらは女湯ですが、全面ガラス張り。何回も入りましたが、夕方くらいが一番きれいでしたね。箱根山が真っ暗で頂上以外なんの街灯も無いところが若干不気味なのですが、夕暮れはとてもきれいでした。

この隣に露天風呂がありますが、一番はこのフロアから続く階段を上ったところにある、インフィニティ寝湯!!!正式には、天空露天風呂インフィニティ スパステラデッキ。イケてる。

引用:公式HPより

寝っ転がって入れる顔は寒いけれど、首から下があったか~~~い。

寝れますし、なんならもう住める。

これを体感しちゃうと、ちょっとそんじゃそこらの温泉だと満足できなくなりそう。大パノラマ見ながら寝っころがって湯に浸かれないなら、露天じゃない!というワガママぶりっ子になってしまう。

お風呂上りには、ラウンジでビールを一杯

温泉を出た後には、同じフロアに湯上りでビールが飲めるラウンジがあります。

酒飲みのツボ押さえすぎでは?

イカメシやロコモコなど「ちょっと小腹空いたんだよね」に全対応。たこ焼きならぬ「はこやき」というメニューがあり、ビールとセットで購入できます。当然、ホテルのルームキーで決済できる為、小銭など持ち歩かなくても大丈夫。

一階には雰囲気が良いバーも

ホテルのフロントの向いには、やたら雰囲気がいいバーがあります。BAR VOYAGERは夜だけ開く大人の為のバー。スイート宿泊客は無料らしいのですが、タダじゃなくてもちょっと立ち寄ってみたい素敵なスペースになっています。

バーといっても、大きな吹き抜けのフロントに面している為、密ではございません。コロナ禍においては夫婦ともども久しぶりのバーです。

今回飲んだのは、厚岸産ウイスキー。別海産チーズ菓子をおつまみに頂きます。

惜しむらくは、「センチュリーマリーナ特別カクテル」などがないところでしょうか。まあそんなもん作ったら、バーテンダー置かねばなりませんからね。なので提供してくれるのは、ビール、ウィスキー、ワインなどがメインですが、それでも十分楽しめます。

特に、クラフトビールを四種も揃えていたところには、恐れ入りました。

おみやげショップの他に、枕やアロマオイルを選べるショップも!

2階のおみやげショップの隣には、オイルバーが設置されており、好きなアロマオイルを選んで小さな器に入れて部屋に持ち帰ることができます。

また、枕バーなる場所もあり、好みの硬さの枕を部屋に借りることもできます。

オイルは部屋に持ち帰って蓋を開けると、ほのかに良い香りが漂ってきて、大変贅沢でした。気に入った枕は購入もできるそうです。

この朝食こそが、泊まる理由だ!

とにかくメニューが多くて豪華なんですが、特に海鮮とデザートへの本気っぷりが半端ない。あとさすが北海道、カレーが複数種類ある。

ここに今から泊まる方に伝えたいのは、朝食=宿泊料金だと思って心してかかってほしい。我々は連泊したのですが、一回目の朝食会場を見た時に「あっ、今夜は20時以降何も食べてはならない……」ということを心に刻みました。

とにかくお腹を空かせていってほしい。だいたいあるから。あなたが食べたいものは、だいたいあるから。

バイキング形式ってコロナ禍で怖くないの?

レストランは、コロナウイルス感染防止で、チェックインの際に希望時間を聞かれます。同じ時間帯に人が集中する為でしょう。

また、マスクをしていないとレストランに入ることができません。アルコール消毒後、体温を測る機械でチェックし、やっと中に入れます。

ビュッフェは、透明の手袋が大量に用意されており、共有するトングなどを基本的に素手で触る場面がありませんでした。

テーブルとテーブルの間には衝立があり、しっかり感染対策がされていたと思います。

どんなメニューがあるの?

マグロ、イカ、イクラなど
海鮮丼を自作
スープカレーに入れる蒸し野菜
さすが北海道スープカレー
塩辛や明太子
揚げたての串揚げ
雲丹の焼きおにぎり、だしをかけて食べます
オムレツは目の前で作ってもらえます
多種多様なお惣菜
フルーツ山盛り
絶品チーズケーキ
生クリームたっぷりのパンケーキ

五分の一も紹介できていない気がしますが本当に贅沢。

朝からスパークリングワインも出ます

この朝食ビュッフェにもし難癖をつけるとしたら、「蟹は出ない」ということでしょうか。蟹が混ざっているものはありますが、さすがに焼きガニの類は出ませんでした。

あと気づいたのですが、朝からスパークリングワインを飲むと、その後の観光に差し支えしか無いということですね。

ここで朝から食べて、出かける前に朝風呂に行くのが本当に楽しかったです。

都心のラグジュアリーホテルとはまた違った楽しさに満ちたホテルなので、ぜひ今後の旅行選択肢に加えて頂ければと思います!

コメント

  1. […] […]




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