今回、妻が書いております。
今年もクリスマスプレゼントを選ぶ季節がやってきました。そう、どんな不況であっても、クリスマスは来てしまうのです。「特定の相手に、その人の生年月日になんら関係なくても、何かを渡さなくてはならない」シーズンが。今、目前に迫っているのです。
もちろんプレゼントする相手は自分だっていいんです。
そんなわけで偏見と偏愛に満ちた、クリスマスプレゼントにぴったりなジュエリーをご紹介していきたいと思います。
ただし、価格帯重視で、年代は完全に無視します。
よく「20代 ジュエリー ブランド」とかで検索するでしょう。でもよくよく考えると、所得によって選べるジュエリーが変わるだけで、若い子でもお金があればブシュロンでもタサキでも買うし、年代ってあんまり関係ないですね。
飴玉みたいにデカいサファイヤとか、大ぶりのネックレスは確かに年を重ねるほど似合うんですが、それはクリスマスプレゼントどころの騒ぎでなくなってきますのでまた別の機会に。
◇そもそもジュエリーって何ですか
ジュエリーは、現在は「貴金属」を含んだ装飾品に対して使用されます。
300円ショップなどで、可愛いピアスがたくさん売っていますが、あれは「アクセサリー」というカテゴリーで、基本的に銅とニッケルの合金にめっきをしたものです。
この記事で紹介するジュエリーは、「銀、金、プラチナ」を素材として使用したものを指します。金に関しては、K10(金が42%入っている合金)以上を紹介します。
42%以外は何なんだって話ですが、主に銀や銅が使われます。ちなみにK18は金が75%入った合金を意味します。同じK18でも、ホワイトゴールドやピンクゴールドと呼ばれるように、色が白かったりピンクがかったものがあります。
これは、白っぽい金属であるロジウムやパラジウムを配合したり、銅の割合を工夫することでピンク色に見せたりしています。
細かい配合値で色合いが変わるので面白いですが、一般的な金属の配合値から外れた組み合わせは、めちゃくちゃ仕入値が高くなります。ジュエリーは、化学と美術がぶつかる交差点で生まれるのです。美しいよね。
余談ですが、時々「高いジュエリーじゃないとアレルギーが起きる」という人がいますが、銅やニッケル、鉄は比較的汗で溶けやすい金属の為、敏感な方はアレルギー反応が起こります。
その点、金やプラチナはそれらの金属に比べるとイオン化しにくい為、アレルギー反応が起こりにくくはありますが、絶対に起きないというわけではなく、体質によります。
なので、ジュエリーをプレゼントするときには「そもそもアレルギーがないか」を確認した方がいいと思います。
◇5万円以内で購入できるジュエリー
AbHeri
AbHeri(アベリ)は東京で生まれたブランドで、アンティークっぽいデザインが豊富な素敵なブランドです。
こちらは代表作のチェーンリングで、K18だけれど税込価格40,700円と、お手頃なジュエリーです。ただ油断してサイトを見てると急に60万円とかでてくるので二度見してしまう。
チェーンリングなので、できれば身に着ける人を実店舗に連れていきたいですが、サイズが分からないとなかなか選びにくいんですよね。
難しい場合はピアスもかわいい。夢がないのですが、いかんせん貴金属って素材が高いから、「大きさが小さければ小さいほど安い」。
なんといっても、今、金って6,965円/gもするんですよ(2020年10月30日小売価格)
1円玉が1枚、1gなので、もしもK18でできた1円玉が3枚あったら、素材の金の原価だけで15,671円もするのです。
だからプレゼントに、ブレスレットのように手首を一周するようなものを選ぶとかなりお値段が張るので、ピアスっていうのは色んな意味でプレゼント向きなんですね。
こちらは、税込価格49,500円のピアス。小ぶりですが、とってもかわいいです。これもK18でダイヤモンドが埋め込まれています。
自分へのプレゼントにもいいですね。
AbHeriのサイトはこちら。
Jouete
こちらはJoueteのリング。
Joueteは使いやすいデザインが多く、けっこうお洋服などのファッションにリンクさせやすいデザインが多いブランドです。素材はK10、税込価格で49,500円。
ゴールドジュエリーの醍醐味のようなデザインですよね。こういうジュエリーって、モデルさんが雑誌で身に着けていることが多いですが、カッコいいと思っているんだけど、なかなか自分で買う勇気が無いという方が多いと思います。
無難なデザインを選ぶのも良いのですが、お洒落が好きな方には喜ばれるデザインだと思います。
ただ、指輪のサイズが分からない場合は、ネックレスという手もあります。
サークルネックレス、K18で税込価格で29,700円、デザインが洗練されているのに、価格が手ごろなところがいいですよね。
こちらはK10のブレスレット、ダイヤモンドがついています。波打つようなデザインなので、腕を少し動かすだけできらきらと光って可愛らしいです。税込価格は19,800円。
これくらい手が届きやすい価格だと、毎月買っちゃいそうで怖くなるよね。
ここまで見た感じで今思ったんですが、低価格帯のジュエリーって、ダイヤモンドけっこう入ってますね。ダイヤは私はスーパー専門外ですが、これくらいの小さいダイヤモンドは、何キロいくらみたいな量り売りみたいになっているので、金より安いんです。なのでダイヤがモチーフになっている方が、金で作るより安いんですね。
Joueteのサイトはこちら。
e.m.
お次は、e.m.のネックレス。これはK18のガーネットで、販売価格49,500円。
セーラームーン世代の私は、ガーネットのような美しい宝石を見るだけで、勝手にトゥンクしちゃう因果な女です。でも実際、トゥンクしますよね?
こちらはK18、パール、オパールを組み合わせたリング。
販売価格はちょいと予算を超えましたが、50,600円です。e.m.って、こういう宝石とジュエリーをはっとするほど美しい組み合わせで、しかも斬新なデザイン、かつ手ごろな価格で提供してくれるんですよね。e.m.よ、本当にありがとう。
e.m.のサイトはこちら。
5万円以内を狙ってジュエリーを選んでみましたが、「現物見たいなあ」とか「探すの大変だ」とかいろいろあると思います。
とりあえず東京近郊に住んでいらっしゃる方は、東京駅の新丸の内ビルディングにすべてのブランドが入っていますので、丸の内カードを作って、ぜひ見に行ってみてください。
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[…] 2020年 クリスマスプレゼント ジュエリー【予算5万円以内】 […]