インターネット回線見直し IPv4 over IPv6で速度を高速化する方法

お得情報

この記事ではインターネットが遅くて困ってる方へ速度を高速化する方法を紹介します。

結論「IPv4 over IPv6対応可能な回線事業者・プロバイダーへ見直す」です。

以前の記事でインターネットが遅いときにまずやるべきことを紹介しました。

テレワークや動画視聴であれば快適になると思いますので、まずはそちらをご覧ください。

今回は、上級者向けにさらに光回線を有効に使える方法を紹介します。

Wifiルーター買い替えたんだけどイマイチ速度が伸びない。。

そんな時に活用してください。




インターネット速度を更に高速化するには「IPv4 over IPv6」

そもそも光回線が遅延する理由は「混雑」

光回線が遅いと感じる原因として考えられるのは「多くの人が使うことによる混雑」です。

多くの人が使うと混雑する理由は「PPPoE」という接続方式が原因です。

ピーピーピー。。なんだそれ!?

落ち着いてください。順番に説明します。

PPPoE(Point to Point Protocol over Ethernet)とは

光回線を契約した際にプロバイダーからユーザーIDとパスワードが提供されます。

はじめにWifiルーターを設定する際に、このユーザーIDとパスワードを入力する必要があります。

PPPoEとは、インターネットへ接続するため専用機器がユーザーIDとパスワードによる「ユーザー認証」を行う方式です。

接続のたびにユーザー認証するため、接続量が増加すると専用機器は高負荷になります。

2020年現在の主流な接続方式はPPPoEであるため、多くの人が接続することでユーザー認証が滞留し、結果的に通信が遅く感じるのです。

混雑していない接続方式「IPoE」

一方、最近話題になり徐々に普及してきているのが「IPoE」という接続方式です。

IPoE(IP over Ethernet)とは

PPPoEとの違いは「ユーザー認証を行わない」ということです。

予め契約情報により回線認証しているため、ユーザー認証に伴う負荷が発生しません。

そのため「遅延が発生し難い」仕組みであることがメリットです。

IPoEはIPv6で利用可能

であれば「全てをIPoEで通信すれば良いのでは?」と言いたいところですが

IPoEを使うためには「IPv6」という新しいIPアドレス体系を使う必要があります。

IPアドレスは普段私たちが意識する必要は無いのですが、

私たちが従来使っているのは「IPv4」という昔から存在するIPアドレス体系です。

残念ながら「IPv4」はPPPoEにのみ対応しているため、IPoEが使えません。

IPv6でIPoEを使えばいいが制約アリ

最近のプロバイダーはIPv6のサービスを提供してくれるようになりました。

そのためIPv6でIPoEを使えば、冒頭にお話した回線の遅延問題は解消します。

ですが、また別の問題が発生します。。

IPv4とIPv6は全く異なるIPアドレス体系であることから、互いに互換性がありません。

  • IPv4で通信するとIPv4で作られたWebサイトに対してのみ接続可
  • IPv6で通信するとIPv6で作られたWebサイトに対してのみ接続可

2020年現在では大多数のWebサイトはIPv4で作られています。

つまりIPv6でIPoEを使っても、大多数のWebサイトに接続出来ないのです。

IPv4のWebサイトに接続するため「IPv4 over IPv6」を使おう

この問題を解決するのが「IPv4 over IPv6」という技術です。

簡単に言うと「IPv6でIPoE方式を使いながら、IPv4のWebサイトに接続出来る」のです。

この技術を使うには以下の条件があります。

  • IPv4 over IPv6に対応した回線事業者・プロバイダーと契約する
  • IPoEに対応したWifiルーターを使う

IPv4 over IPv6でおすすめの光回線・プロバイダー

ここまで理解出来た方はもうインターネットの達人です。

あとは先の条件に合致する回線・ルーターを選びましょう。

主要な回線事業者・プロバイダーはIPv4 over IPv6に対応済

BUFFALOにてIPv4 over IPv6にて動作確認実績があるプロバイダーが紹介されています。

こちらを観ても判るとおり、主要なプロバイダーの多くは既にIPv4 over IPv6に対応しています。

理由は3点です。

  1. IPv4のIPアドレスが枯渇している
  2. IPv6のIPアドレスは十分に存在するため極力IPv6を使って欲しい
  3. 世界中のWebサイトの多くはIPv4にしか対応していない

回線業者やプロバイダーからしても今後はIPv6を使って欲しい。

ただ現状だとWebサイトがIPv6に対応していないため、IPv4 over IPv6を提供しているのです。

安定・安心が売り「GMOとくとくBB」がイチ押し

GMOとくとくBBはイチ押しのプロバイダーです。

2019オリコン顧客満足度ランキングプロバイダ広域企業1位にもなり、安心・安全の実績No1と言えるでしょう。

IPv4 over IPv6を実現するサービス「v6プラス」は多くのWifiルーターに対応しているため、

ルーター選びに悩むこともありません。

詳細なプロバイダ選択基準は以下の記事をご覧ください。

ドコモユーザーなら「ドコモ光」×「GMOとくとくBB」でお得に使おう

ドコモ光でGMOとくとくBBを使えば、ルーターの制限無くIPv4 over IPv6が使えます。

更にドコモユーザーであれば月額利用料割引がありますので必須と言えるでしょう。

申し込み方法は【ドコモ光】お申込みからご利用開始までの流れ を参考にしてください。



auユーザーなら「auひかり」×「GMOとくとくBB」でお得に使おう

ドコモと同様に、auユーザーならauひかりを使うことで割引されます。

auひかりとGMOを組み合わせると更にキャッシュバックされますので、お見逃しなく。

ポイントは2点です。申し込み詳細はGMOとくとくBBのauひかりキャンペーン を参考にしてください。

  • インターネットで申し込む
  • 他社サービスから乗り換える



格安スマホユーザーなら「OCN光」がおすすめ

ドコモ・au以外の方はOCN光を使うと業界最安値になります。

勿論OCNモバイルと組み合わせると更に値引きされますが、OCN光単体でも月額3,600円から。

回線事業者・プロバイダーともにOCNとなるため、NTTコミュニケーションズによる一気通貫のサポートが可能になることもメリットの一つです。

IPv4 over IPv6にも対応。こちらもプロバイダーからWifiルーターを限定されることはありませんのでご安心を。

今はキャッシュバックキャンペーン中 ですので、どうせ申し込むならお得に使ってください!



インターネットが遅いときにはまず自宅の通信環境を疑おう

稀に光回線そのものに問題があり速度遅延が発生することはあります。

ほとんどの光回線はNTTが提供する回線網を使用しているため、回線品質に大きな乖離はありません。

インターネットが遅いと感じたら、以前の記事を参考に先ずは自宅の通信環境を最適化しましょう。

また、光回線が整ったらWiFiルーターを見直す必要があります。

おすすめルーターを纏めていますので、併せてご覧ください。


今回は少々難しい話でしたが、光回線やプロバイダーを選ぶべき基準を理解することで、

お得かつ快適にインターネットを利用することが出来ます。

今後もインターネットに接続する機器は増えていき、ますます回線が混雑するでしょう。

今のうちからIPv6の世界へ飛びだしましょう!

コメント

  1. […] などの方法がありますが、IPv6での接続については記事を更新しましたので是非ご覧ください。 […]

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