2020/10/9 スマホプラン徹底比較(キャリア編)

ガジェット

スマホ料金が高い。

安くしたいけど、通信が遅くなることは避けたい。

そんな方へ、キャリア(MNO)・格安スマホ(MVNO)全体で

価格やサービスを比較した結果を解説致します。


まず各社の料金やオプションを一気に比較します。

# 事業種別 事業者名 最安価格(月額) 最安の通信量 最大価格(月額) 最大の通信量 受信最大速度(4G) 送信最大速度(4G) カケホーダイ 5分通話無料オプション
1 MNO NTTドコモ ¥2,980 1GB ¥6,980 30GB 430Mbps 62Mbps ¥1,700 ¥700
2 MNO ソフトバンク ¥2,980 1GB ¥7,480 50GB 284Mbps 31Mbps ¥1,800 ¥800
3 MNO KDDI ¥2,980 1GB ¥7,480 無制限 405Mbps 64Mbps ¥1,800 ¥800
4 MNO 楽天モバイル ¥2,980 5GB ¥2,980 無制限
(1Mbpsに減速)
公式では未公開 公式では未公開 \0
(Rakuten Link)
無し
5 MVNO Y!mobile ¥2,680 3GB ¥4,680 14GB 21Mbps 5.8Mbps 無し \0
(10分無料)
6 MVNO UQ mobile ¥1,980 3GB ¥2,980 10GB 150Mbps 公式では未公開 ¥1,700 ¥700
7 MVNO OCNモバイル ¥1,180 1GB ¥5,980 30GB 公式では未公開 公式では未公開 ¥1,300 \850
(10分無料)
8 MVNO lineモバイル ¥1,100 500MB ¥3,200 12GB 公式では未公開 公式では未公開 無し \880
(10分無料)
9 MVNO DMM mobile ¥1,260 1GB ¥4,680 20GB 公式では未公開 公式では未公開 無し \850
(10分無料)
10 MVNO mineo ¥1,310 500MB ¥6,510 30GB 公式では未公開 公式では未公開 無し \850
(mineoでんわ)
(10分無料)
11 MVNO BIGLOBEモバイル ¥1,600 3GB ¥3,400 12GB 公式では未公開 公式では未公開 無し \830
(BIGLOBEでんわ)
(10分無料)
12 MVNO nuroモバイル ¥1,000 200MB ¥3,400 13GB 公式では未公開 公式では未公開 無し \800
(nuroモバイルでんわ)
(10分無料)

※上記表は2020年10月時点での各社HPより引用

※通話・データSIMを対象とする


この記事ではキャリア編ですので、各キャリアの特徴を定性的に比較したいと思います。

NTTドコモ

ユーザー数6,000万人、スマホ市場の37.6%を占めるのがNTTドコモです。(2020年 3月総務省より)

ドコモは毎年約5,000億円の設備投資を行なっているため、通信品質の高さが特徴です。

メリット

  • 対応エリアが広い。都市部に限らず、沿岸部や山間部でも電波が通じます。
  • 通信速度が速い。上表にもあるとおり、公式に公開している値および実効速度いずれも速いです。
  • 家族複数人での契約、光回線、クレジットカードを併用することで毎月1,000円〜2,000円の割引が可能。
  • dポイントが貯まりやすい。1ポイント1円で、スマホ購入や様々なサービスに使用出来るため、お得です。
  • ドコモが提供するスマホであれば、「おかえしプログラム」を使用することで本体代金が3分の2に減額出来ます。
  • 通信制限が発生しても、ギガホプランであれば1Mbpsを維持出来る。

デメリット

  • 通信量が高い。2,980円で1GBです。ギガホプランだと30GB使用出来ますが、6,980円します。(割引前)
  • プラチナクーポンの抽選が当選しにくい。旅行や商品券と豪華賞品が並んでいますが、ほぼ当たりません。
  • ドコモショップが混み過ぎ。ショップが多いこと自体はメリットですが、混み過ぎていてショップを使用することがデメリットです。

こんな人にオススメ❗️

  • 多少高くても、高品質な通信を維持したい。
  • お昼や夕方にも通信が一時的に減速することを避けたい。
  • 家族で契約を集められる。
  • 海や山等のアウトドア中も、しっかりと通信を維持したい。




SoftBank

Y!mobileも含めてスマホ市場の占有率は22.1%です。

通信事業だけでなく、多くの事業を手掛けているのが特徴です。

Y!mobileだけでなくLineモバイルも買収し、マルチブランドを確立しました。

メリット

  • 大量のデータ通信が可能。メリハリプランですと50GBもあるため、毎日高画質2時間の動画を鑑賞しても無くなりません。
  • 動画SNS放題。これもメリハリプランですが、Youtubeやprime video、各種SNSは通信量がノーカウントになります。
  • 最新機種をいち早く販売する。iPhoneも国内最速、Pixel 5も最速で販売しているのがソフトバンクです。
  • 家族複数人での契約、光回線を併用することで毎月1,000円〜2,000円の割引が可能。

デメリット

  • 通信料金が高額。大容量のメリハリプランだと、月額7,480円です。
  • 通信エリアが山間部に弱い。
  • SIMフリー版スマホより高額で販売するケースがある。(最近だとPixel 5)

こんな人にオススメ❗️

  • とにかく高くてもいいから通信量を気にせず使いたい。
  • YoutubeやSNSを毎日欠かさず利用する。




au

ドコモに次ぐスマホ市場シェアNo.2を誇るのがauです。

ソフトバンクに近い戦略で、傘下にUQ mobileを抱えることで、

独自のブランディングを確立しています。

メリット

  • データ通信量が無制限。データMAXプランの場合です。ただしテザリングには上限があります。
  • 光回線だけでなく、電気もまとめることで更に割引が可能。
  • NetflixやAppleMusic等の有償サービスをまとめたお得プランがある。
  • 取扱スマホが豊富。2020年10月時点ではスマホだけで39種類です。

デメリット

  • 他キャリアと同様に高額。データMAXプランだと7,480円します。
  • 月額500円するauスマートパスのクーポンがほぼ使えない。

こんな人にオススメ❗️

  • とにかく高くてもいいから通信量を気にせず使いたい。
  • 他のキャリアが取り扱っていない変わったスマホを使いたい。




楽天モバイル

特徴

これまではMVNOでしたが、2020年4月よりキャリアとしてサービス開始しました。

キャリアとしては新参者であるため、他とはサービスプランが大幅に異なることが特徴です。

メリット

  • キャリアとしては価格が安い(月2,980円でデータ通信無制限)
  • Rakuten Linkアプリを使用すると、通話無料
  • 楽天ポイントが貯まりやすい。

デメリット

  • データ無制限エリアは東京23区などの一部都市のみが対象であり、全国のほとんどのエリアは月に5GBまで。実質5GBと考えるべきです。
  • 通信速度の実測値が公開されていないため、場所や時間によっては低速になる可能性がある。

こんな人にオススメ❗️

  • 安く使いたい。
  • 高頻度で通話する。
  • 楽天ポイントを貯め、他楽天サービスを使用している。




いかがでしたでしょうか。

3大キャリアは大きな差はありませんが、通信品質ならドコモ、大容量通信ならau、楽天サービス好きの方なら楽天モバイル、と言ったところでしょう。

次回は、格安SIM(MVNO)編をお届けしたいと思います。




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