2020/9/22 TENETの感想(ネタばれ有り)

映画・ドラマ

こんにちは。ダイエット夫です。

TENET観てきました!  

僕はクリストファーノーランの大ファンで、ほぼ全ての作品を見てきましたので今回も初めて広告を観てから一年以上待ち焦がれ。。

引用元 ワーナー公式HP

物語は、ウクライナのオペラハウスでテロ事件が勃発することから始まります。大量虐殺を阻止すべく主人公(ジョージ・デイビット・ワシントン)が所属する特殊部隊が突入し、事なきを得ます。

感想を一言で言うと、、、

理解不能!!!

過去のノーラン映画のおススメについても、以下の記事でご紹介しています。

是非ご覧になってください。

2020/10/4 クリストファーノーラン 不朽の名作3選(ネタバレ無し)


———ココからネタバレ含みますのでご注意を———

◼️起

テロ事件でのアクションシーンで、銃弾が壁から銃口に戻っていくシーン。

いきなり死にそうになるも、謎の逆行男に助けられる。

「ほう〜これが噂の逆行ってやつか〜」

と独特の映像に2000年に公開されたノーラン監督の逆行映画メメントを思い出していると、気付いたら主人公がロシア人に拉致され拷問。

「ん?何で拷問されてん?」

何を吐かされようとしてるのか理解出来ずに観てると、主人公がカプセルを飲んで自決。目が覚めるとフェイから第三次世界大戦を阻止するよう指示。

「まぁこの辺は前知識として入れてたから何とかついていける。」

銃弾が銃口に戻る、いわゆるゲームルールの説明シーン。

「うんうん、これも何とかついていけ。。」

理解しようとするな、感じろ、と言う科学者バーバラ。

「ついていけ。。ぬ。。」


◼️承

ニールにしても、気が付いたら主人公と一緒にインドの武器商人サンジェイ・シンの自宅に突入。

「もうちょいキャラクターの背景説明欲しいな〜。」

ちょっと不満な気持ちで観てると、次のターゲットはロシアの武器商人セイター。

「セイターって、洋服みたいな名前だな。。」

とかくだらないことを考えてたら、セイターの妻キャットがセイターに絵画の贋作を売りつける、という

「夫婦間で何やってんねん。」

と段々話のテンポについていけなくなってしまった。。

ただ、その後のオスロ空港で飛行機を保管庫に衝突させるシーン。

「これがザ・クリストファーノーランや。。」

本物の飛行機を買い取り、数台の車を巻き込みながら保管庫に突っ込んで大爆発!

「震えるね〜」

保管庫内部での黒ずくめの男と主人公との格闘、これも逆行映像が含まれ見応え有り。

「メイキングで観た、これ逆行してる風に実際動いて格闘してるんだよな。」

しかしここからまた迷走(僕が理解出来ないだけ)が始まる。。

主人公がセイターに近づき、プルトニウム強奪計画を立案。

プルトニウムを強奪したと思ったら、なぜかキャットを人質に取ったセイターと主人公がカーチェイス。

「う〜ん何でや。。」

いきなり逆行で跳ね返ってくる謎の車

「何や君は。。」

気が付いたらキャットが逆行でセイターに撃たれ、セイターが2人現れ。

「時間逆行だけじゃなくて複製要素もあんのか??」


◼️

一般レベルの脳が限界に達したそのとき

主人公が仲間と共に過去にタイムリープ。これによって仕組みをやっと理解。

時間を順行する人間と、逆行する人間がいる。

これらの人間が同じ時間を過ごすことによって、様々な作戦を実行出来る。

「挟み討ち作戦!!」

これこそがこの映画の真骨頂でしょう。

「よくこんなアイデア思いつくな。やっぱノーランは天才や。」

主人公が過去に戻って逆行するシーン。ここからは劇的に面白いです。

「この伏線回収、お見事。。」

オスロ空港で格闘した黒ずくめの男、これは主人公自身だったのです。

殺すな!とニールが制さなかったら、主人公は自身を銃殺していたでしょう。

「お見事。。」

カーチェイスの際に突然跳ね返ってきた逆行車。これも主人公です。

「お見事。。」

自身の余命が僅かであるが故に、アルゴリズムを使用して世界を終わらそうというのがセイターの真の狙い。

その狙いを阻止すべく、主人公とニールは挟み討ち作戦を決行。

順行する主人公は、アルゴリズムの解除に失敗しそうになるも、謎の逆行男に助けれ、解除に成功。ただ逆行男は死ぬ。

その後逆行してきたニールと再開した主人公は、ふと気がつく。

謎の逆行男とニールはバックパックに同じストラップを付けていた。

「そうか、、オペラ劇場のテロから助けてくれたのも、アルゴリズム解除で命と引き換えに助けてくれたのも、ニールだったんだな。。」

その事実に気がついても、再度戦場に向かうニールを主人公は止めない。

事実を伝え、ニールを止めることでアルゴリズムの解除が不可能になるからだ。

「最高かよ!!」


◼️結

息子のマックスと暮らすキャットに忍び寄るプリヤ。

しかし、今日この場にプリヤが現れることを知っていた主人公がプリヤを射殺。

主人公は言う、黒幕は自分だと。

解釈の余地はありそうですが、主人公は未来の主人公に導かれていた、ということでしょう。


◼️全体的感想

主人公とニールの友情をもっと強く描いて欲しかった。

多分その関係性を強く意識していたら、ニールが去っていくシーンで号泣したと思います。

ただ、

 ・順行と逆行を同じ時間で共有するというアイデア

 ・本物を使った映像美

この要素は最高です。観る価値有り。

妻は「全く理解出来なかった。一般ウケしないのでは」と辛辣なことを言っていました。

Amazon prime videoで出てきたら、何回か一緒に観て理解を深めたいと思います。

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